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えり♪

Author:えり♪
亀ちゃん大好き♪
日々変化するように大人になってく亀ちゃんを、ちゃんと見逃さずに見ていられたら・・・
そんな気持ちで応援してます。
好物は、足、オデコ、サングラス♪
何よりも笑顔が好きです。

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【だから、近くに・・・】~第27話~

こんにちは。
早く更新しようと思いながら、なかなか続きを出せなくてゴメンなさい。

亀ちゃん事とは関係なくて、勝手な私事都合ですけど・・・
自分の周りで、とても凹む・・・、ん~、凹んではないのか?
自分でも良く分かりませんが、ちょっと気持ちが反れてる。
今、ダメダメな自分なんで。

取りあえずキリの良い所まで出して、ちょっと休みます。
すいません


続きを読んで下さるなら、ついでに・・・ 励みになりますっ!!
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       【だから、近くに・・・】~第27話~


それから俺は、いづみを追い詰めた犯人を探した。
いづみが書いてきたメールを疑うなんて気持ちは無くて、
誰かに騙されて酷い目に遭って、
何か俺に迷惑が掛かるような事になってたんだと思うから、
騙した相手と真相がどうしても知りたかった。
手掛かりなんて無くて、刑事に何度も詰め寄ったり、
夜の街であちこち聞き回ったり、自分がクスリを買おうとしてみたり。
バイトしてたバーに来る怪しげな客にも、色々と探りを入れてみたり。
素人が調べたくらいで本当の事なんか分かるはずもなく、
色んな情報に惑わされて勘違いして、
俺がカタキを取ろうとナイフを持って押しかけたのが、進藤さんの所だった。

とりあえず入り口で、立てないくらいボコボコにされた。
今から思えば、当たり前だ。
一般人が「こんにちは」と正面から来て、普通に通して貰える訳がねぇ。
んなの、鉄砲玉がいくらでも来る。
ましてや俺は、ナイフを持ってた。
その場でズドンと殺られても文句なんて言えない、
ヤクザにだって正当防衛は通用する平和主義の世の中だからな。
だから、俺は運が良かったのか・・・
進藤さんは玄関口の騒ぎに、奥の部屋から出て来て
「命知らずのクソガキ、オマエはアホかっ」
って、俺を笑った。
俺は、部下たちに捕まえられ後ろ手にキツク縛られたまま、
進藤さんの部屋に連れて行かれ、
「帰ったら相談に乗ってやるよっ」
と言いながら出掛けてしまった。
部下には
「もう、手荒な事はすんなよ」
と言い残して、でも俺は進藤さんの部屋で、一晩中放っておかれた。

ボコボコで縛られてんだから、逃げ出せるはずもなく・・・
殴られて痛む身体で、床に転がされたまま、一晩中眠れなかった。
そして、朝方、帰って来た進藤さんに、ヤラれた。
そっちの趣味だとは想像してなかったけど、どうにでもなれと思ってたから、
カタキも取れずに殺されるよりはマシだと我慢した。
別に、身体くらい、どーって事ねぇ、よ・・・
傷付けられて痛いのはどこか、踏み付けられて苦しいのがどこか、
1番にキズ付くのはどこなのか・・・
俺はもう知っていたんだから、そのくらい平気だった。

だけどそれは、その時から俺は、
進藤さんの庇護の中へ入ったと、周りの奴はそう見るようになった。
デッカイ、強力な傘の下に、入ったようなもんだった。
何日か、半分は監禁されてるみたいな雰囲気で帰して貰えず、進藤さんの部屋に居た。
子分はガラリと態度を変え、俺は自分の立場を理解しながら、
いつの間にか進藤さんとも対等な口を聞くようになり、
その部屋では客のような扱いに変わった。
もちろん何度もヤラれたけど、進藤さんのお気に入り、誰もがそう認めたようだった。



「俺が、犯人を探してやろうか?
そういうのは真正面から探したって無駄だ。
裏には、裏のやり方がある。それまで、大人しくしてろ」
進藤さんは、俺の話をまともに聞いてくれて、信用してくれた。
ここへ乗り込んで来た事も、分かって貰えた。
俺が進藤さんを疑った理由を話し、進藤さんはその裏付けを取るように
1個づつ否定して、犯人は自分では無いと俺を納得させた。
だから、間違ってココへ来た事も丁寧に謝った。
乱暴そうに見えて、ものすごく筋が通った進藤さんの言葉は、何故か信じられた。

「手助けして貰ったって、俺は、何も返せねぇよ」
「オマエの武器を使えよ」
「・・・??」
「店を1件、貸してやる。売り上げ、今の倍に伸ばしてみな。
好きなように作り替えていいぞっ
新装開店資金に一千万出してやるから、オマエが好きなようにやれっ」
「はぁ・・・?」
いきなり、何を言い出すんだ?と思った俺は呆れて、何も言い返す言葉が無かった。
こんなド素人に、何をやらせようって??

「カズ、オマエの武器はその顔と身体だ。
自分で、分かってるか?
夜の街には、“華”が必要なんだ。
その、華がある所に、人は集まる。
誰にでも、あるもんじゃねぇ、分かるだろ?」
進藤さんは、ニヤリと笑った。
「夜の街に似合う顔と、そうでない奴と、
人はその人にあった使い方をするもんだ。
カズ、オマエの容姿やその雰囲気は、絶対に人を惹きつけるし、
それがオマエの武器になる。
頭の回転も速そうだ。好きなように、やってみな」
何だか、自信たっぷりにそう言ってる事が不思議だった。
自分が、人を惹きつけるなんて思った事もなかったし。

「けど、んな大金貰って、失敗したらどうすんのさ」
「失敗しねぇ奴を見極めんのが、人を使うって事だ」
そういう進藤さんを見てると、んじゃやってみるかって、
何だかそういう気分になったりして、
結局は進藤さん自身が、人を惹きつけてるんだと思う。
「それから、開店資金は貸すだけだぞ、利子はオマエの身体で払ってもらうさ」
そう言って、俺に、キスをした。


進藤さんは何故か俺を気に入って、
こんないきさつがあって、俺は今の“Lips”をやってる。
進藤さんの言う通りに働きながら、助けて貰いながら、
いづみのカタキが誰なのか、探し出してくれるのを待ってた。
今は、それしか出来ないから・・・

今となっては、俺が勝手にチョロチョロ動くと、返って進藤さんの迷惑になる。
組織の一員ではないけど、勝手な事をする訳にはいかなくて、
たまにイライラする事もあるけど、俺は大人しく待っている事にした。
「でっかい組織が絡んでるかも知れねぇ、潰すなら一気にいかなきゃマズイからな」
一度だけ、そんな事を言っていた。
もしかしたら進藤さんの潰したい相手とか、敵対してる奴らとか、
そんな絡みが出て来たのかも知れないと思いながら、俺からは深く聞かないようにした。
わざわざ、根掘り葉掘り聞く事はしなくても、水面下では進藤さんの部下が
動き回っているのは知ってたし、完全な黒幕が分かるまでは聞いても答えないだろう。
だから、任せておく。
もしかしたら、もう狙いは定まってるのか?
そんな風に思った事も何度もあったけど、俺は黙って待ってる事にした。

「利子を取り立てに来たぞ」
と言いながら、美味い焼酎を土産にやってきて、進藤さんは俺を抱く。
それは、対等な取引だ。
だから、構わねぇ。
俺は別に、進藤さんが嫌いじゃなかった。
陰では何をやってるか詳しくは知らないけど、冷たい人間ではなかったし、
俺と2人きりになった時は穏やかで、いい男だった。
進藤さんと一緒に居る時間が増えて、たまに笑える事も増えてきた。
でも、心の中にはいつも、泣きながら眠ったような、いづみの顔があったし、
それ以上、俺の心に入ってくるモノは無かったし、消すことは絶対に出来なかった。
俺は、そこで、立ち止まってた。



だから・・・
いづみが、どうして死ななきゃならなかったのか、それが分かるまで、
心は凍らせたままにしておく。
そう、決めた。
誰にも、近寄らせない。
俺のせいじゃないかも知れない、だけど、何も気付いてやれなくて、
助けることも出来なかったし、最後に逢うことも出来なかった。
やっぱり、俺のせいだと自分を奮い立たせて、仇を取ることを目標にしないと、
俺は、自分の行動に後悔して悔やまれて、
謝っても謝り切れなくて、自分が生きていけなかった。

笑える映画を見ても、笑えねぇ
うまいメシ食っても、味がしねぇ
寒い部屋に帰るのが、恐かった。
どっかで、いづみが泣いてそうで・・・
1人で毛布にくるまっても、暖かくねぇんだ
俺が煎れるコーヒーも、美味くねぇ
誰に逢っても、誰を抱いても、やっぱり、寒かった。
笑え、ねぇ・・・

ごめん・・・
俺の、せいだ。
詰まんねぇ意地なんか張らずに、ちゃんと話を聞けば良かった。
ごめん、な・・・
俺のこと、恨んでても構わねぇから、忘れないで欲しいんだ。
すっげぇ、好きだったって事、それは、疑わないで欲しいんだ。
なぁ、いづみ・・・
逢いてぇ・・・
もう1回、逢いてぇよ・・・
逢って、謝らせて欲しいんだ。
何も出来なくて、ごめん、な・・・



だから誰も、近寄らないで、欲しいんだ。
あんな穏やかで優しい時間をもう一度過ごしたら、
俺の気持ちまで甘くなってしまいそうだった。
寄せ合った身体が暖かいとか、誰かが待ってる明かりの点いた部屋だとか、
俺の事を心配してくれる存在とか・・・
要らない、から。
だから誰も、俺の心に、近づかないでくれ・・・

いづみが死んだ時から、俺はそう、決めた。
あれから、もう、1年が過ぎてしまっていた。

そして、何とか、たまには楽しい事もあんだなって、
少しは笑ったり出来るようになった頃、俺は、ジンに出会ったんだ。

誰も近寄らないでくれって思ってた心に、
何でだろう・・・?
ジンはどんどんと、近づいて来た。

そして、それをイヤだと思わない自分が居て、
俺からも近づいて行ったんだと思う。

もう要らないと思っていた暖かい時間が、
また、心地良いと感じ始めて、
もっと欲しいと思ったりして、
俺はいつの間にか・・・

ジンと居たらいっぱい、笑えるようになってたんだ。








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テーマ : 亀梨和也 - ジャンル : アイドル・芸能

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コメント

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カズの過去も明らかになりましたね。
沢山の伏線を張り巡らせて、それを在るべき場所に並べて行く作業は、気力が要りますよね。
大丈夫です。首を支えて待ってます。

★2008/09/13 04:27の鍵コメ、mちゃん★
いつもコメントありがとうございます。
ゴメンね、心配かけちゃって・・・
長く休みすぎて、皆に忘れられてるかも~なんて
色んな事を思いながら、長期休暇を満喫してました。
また物語の続き、読んでみて下さいね。

★kamekazyaちゃん★
こんばんは。いつもコメントありがとう。
物語を作り上げるって大変だなぁ~と
しみじみと感じていました。
なかなか進まないもんです。
それぞれの過去も明らかになったので、
そろそろラストスパート、頑張ります。

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