~いつもありがとう~

プロフィール

えり♪

Author:えり♪
亀ちゃん大好き♪
日々変化するように大人になってく亀ちゃんを、ちゃんと見逃さずに見ていられたら・・・
そんな気持ちで応援してます。
好物は、足、オデコ、サングラス♪
何よりも笑顔が好きです。

カテゴリー

★最近の記事+コメント★

♪お友達♪

FC2ブログランキング

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

現在の閲覧者数:

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

最近のトラックバック

フリーエリア

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【だから、近くに・・・】~第15話~

こんばんは。夜でも、夜中でも暑いですねぇ~
相変わらず、カツカツをリピしながら、カッコいいぃ~と萌え萌えしつつ、
何だか急に全く違う映像も見たくなり、ドラマをリピっていたり。
超カッコいいのが来たら、逆に切ないのも見たくなったり、
やっぱり最終的には歌ってる姿を見たくなったり、欲張りです(笑
亀ちゃんを見てると、欲張りになりませんか???
アレもコレもと、時間の許す限り見ていたかったりします。
何にも見ないで平気な時期もあるけど、そういう時は妄想してるし、
やっぱり頭の中は、亀ちゃんだらけです。
今夜は何を見ようかな~


【だから、近くに・・・】
第2章、何となく目途が立ってきたので、また少しづつ出して行きますね。
あまり劇的に進んでいくという物語でもなく、のんびりしています。


続きを読んで下さるなら、ついでに・・・ 励みになりますっ!!
↓↓ 麗しいクチビルを、ポチッと一押し、お願い致します♪




        【だから、近くに・・・】~第15話~



~2008,07,××~


俺達が出会ってから、何て言うんだろう・・・
きっと周りから見ると、どーって事のない友達関係に見えてたと思うんだ。
あまり、近付き過ぎていないと言うか、
馴れ合ってないと言うか、程よい距離感と言うのか・・・

俺の店で飲んでた時に一度、セイが呆れるような目を向けながら
「2人とも、なんか機嫌わりぃ?」
と言った事があった。
目の前のカウンターに座ってるクセに、会話のない俺達を心配してんのか、
逆に楽しんでたのか知らねぇけど、きっと周りからはそう見えていた。
コイツらケンカしてんのか?って、周りからはそう見える雰囲気で
「んな事ねぇよ」
「んな事ねぇけど」
セイに対して答えた俺たちの言葉は、見事にハモっていた。
で、目も見合わせないで、バラバラな方向を向いたまま、お互いがクスッと笑った。
セイは呆れて、何だコイツら?って顔をしながら仕事に戻る。

別に、2人になればジンはよく喋ったし、無愛想ではなかったし、
ごちゃごちゃとうるさい事もあったけど、冗談も言うし良く笑うし、
ただ、それを、周りに居る奴らにまで、必要以上に見せ付ける必要なんて無かったんだ。
俺ら2人が分かってれば、それで良かった。
必要な事しか喋らない、だけど、大事な事は見えてる。
言葉なんて無くても、見えている確かな物があったから、黙っている時間も
優しい空気が流れてるようで平気だったし、それが俺達の、当たり前になっていた。
その距離感を、俺たちはきっと、楽しんでたんだ。


ジンの手首に見える、微かなアザ。
それが、完全に消えてしまう事は無かった。
新たなキズを、見付けてしまう事もあった。
けど、ジンが喋らないなら、聞かない。
そう、決めていた。
カウンターで飲みながら、たまに、電話で呼び出されるように帰ってしまう事がある。
「悪りぃ、女から呼出し!」
なんて言いながら、Vサインを見せてすぐに帰るけど、そうじゃねぇ事は顔を見たら分かる。
電話を受けた時の表情、一瞬で曇ってんだから・・・
そのくらい、分かんだよ。

そんなに強張った、無理に見せようとする笑い顔、
俺と2人で居る時には見せた事がねぇんだから、
「無理してんじゃねぇよっ」って言ってやりたかったけど、
だけど電話で呼び出される事はきっと、嫌だろうが何だろうが、
ジンに取っては必要な事だったんだろう。
大事な用件かどうかは分からないけど、
どうしても行かなきゃなんねぇ事だったんだろうと思う。
だから一度も、その事には触れてない。
聞かないで居る方が、ジンにとって楽だと、そう思ってた。




俺と出会ってからのカズは、さらに女遊びが増えたように見えた。
多分、誘われたら断らないで、「何でも来いよ!」って雰囲気を作ってる。
寄ってくる女も、遊びだと割り切って近付くのか、顔がいい男とヤリたいだけなのか、
もしかして本気でカズに惚れてるのか、俺には判断が出来なかったけど、
揃いも揃ってそんな素顔は見せない、デキたいい女ばかりだった。
カズは、ヤケクソになってるって程でも無いけど、
周りの人を近づけない雰囲気を、いつまでたっても崩さない。
そのクセ、表面は愛想良く穏やかに見せていたり、
柔らかい雰囲気を持っていたりするから誰でも安易に近づけて、
でも、内面は隠して絶対に見せないで、目の奥が醒めていて刺々しい。

本気で笑ったら、けっこう可愛いのによ・・・
なんて俺は、内心ではそう思ってた。
その無邪気な笑い顔や、ちょっと焦ると早口に喋る事や、
さして面白くない冗談を言う事なんかは、誰にでも見せてる顔じゃない。
何かを憎んでるような、どこかに救いを求めてるような、
そんな渇いた表情で、誘ってくる女の相手をしてる。
カズの気持ちが休まるのは、いつなんだろう?
突っ張って、壁を作って、自分を見せないで遠くを見定めるように、寂しそうな顔をする。
俺の前では、もう、そんな顔を見せなくなったけど、
誰の前でもいつも本気で笑えてたら、いいのにな・・・
なんて、思ったりすんだ。


カズを見ていると、人付き合いがとても上手くて、
何となく誰とでも合わせられて、街を歩いていても声を掛けてくる奴とか多い。
道端で会って
「また飲みに行くから!」
「久しぶり、元気にしてんの?」
なんて声が掛かる事は良くある。
だけど、そのほとんどが客だろうと思える人ばかりで、
友達と呼べる関係の人間は少ないかも知れない。

たくさんの声が掛かり、愛想良くて人気者に思えたカズのプライベートは、
驚くくらいに静かな時間が多くて、逆に地味だと思えるくらいの生活だった。
店を閉めた後、何も予定が無ければ真っ直ぐ家に帰り、
眠くなるまでDVDを見たり本を読んだり、そして昼間は寝ていて、
起きてから仕事へ行くまでの時間も外へ出る事は少なく、1人でまったりと過ごして、
時間が来れば真っ直ぐ仕事に向かう、そんな感じがカズの日常だった。
見かけの割りに派手さが無い、思ったよりも静かな男だった。
と、そこまでは少し近づけば、見付けられる。
その、静かに見せている内面の、まだその奥に、隠してる何かがあるように思えて、
どこまでが本当の姿で、どこまでが作ってる顔なのか、それを知りたいと思うようになった。
キッと空を睨むように向ける強い視線は、いったい何を見据えてるんだろう?




「カズさん、進藤さんが来てますよ」
ユウジが俺に耳打ちして、俺は驚いて店の入り口に目を向けた。
滅多にココへは顔を見せない進藤さんが、部下を誰も連れず1人で、
店の入り口から俺の方を見ている。
「セイ、進藤さん案内して」
セイにそう声を掛け目配せをすると、セイはとても嬉しそうな顔で進藤さんに駆け寄った。
進藤さんを尊敬して崇拝してるセイは、彼の命令でこの店を手伝っていて、
俺の知らない事も色々と探り出してるらしく、進藤さんには可愛がられている。
「セイ、ちゃんとマジメに働いてるか?」
「進藤さんっ、来るなら来るって言って下さいよ。そしたらちゃんと出迎えますから」
店の入り口で、セイは進藤さんと嬉しそうに話してる。
進藤さんも、やっぱりセイを見る目は優しくて、可愛がってる様子がよく分かる。

「ジン、ちょっと移動して」
セイが進藤さんと話してる間に、カウンターに座ったジンに声を掛けた。
よく意味が分からない様子のジンに
「進藤さん、いつもそこ座るから」
そう言うと、
「えっ? 進藤さん??」
ジンも驚いて、少し後ろを振り返りつつ、カウンターを2席ほどズラして座り直した。
「マジで? 俺、逢うの初めて」
夜の街では有名人の進藤さん、ジンは何だか興味ありそうな雰囲気で居たけど、
今までに一度も会った事はなくて、どんな人なんだろうと言ってた事があった。
だから、何だか、少し楽しそうな雰囲気で眺めていた。

「なかなか、繁盛してるようだな」
進藤さんは当たり前のように、俺の真正面のカウンターに腰掛ける。
横から、ジンがチラチラと見てる。
他に、何となく事情を察してる様子の客が、興味ありそうな目を向けてこっちを見る。
一般人にそういう目で見られるのが嫌いだから、滅多にココへは顔を見せなくて、
用があればいつも俺を呼び付けるはずなのに、
何でいきなり来たんだろうと少し不思議だった。
俺は、別に、誰にどう思われようが、平気だったけど。

「いつもの酒でいい?」
「あぁ」
進藤さんが好きな酒は何種類かあったけど、少しフルーティに感じるような
焼酎が1番のお気に入りで、いつも同じ銘柄のモノを自宅にも買い置きしてる。
俺がココに置いてあるのも、進藤さんの部屋から黙って持ってきたもので、
飲み慣れてくると本当に美味しくて悪酔いしないし、クセになる感じがして好きだった。
だから、元々はアンタの酒だよって思いながら、それを平気な顔で出す。
「あっ、同じ・・・」
横から、ジンが無邪気そうな声で言った。
おい、黙ってろよ・・・
と言いたかったけど、別に俺の行動はセイが報告して知ってるだろうし、
進藤さんはゴチャゴチャ細かな事を言う人では無かったから、構わないかと思い黙っていた。

そうすると、その言葉に反応したのは進藤さんだった。
「同じの、飲んでんの?」
そう、ジンに聞いた。
ジンは少し戸惑った様子もあったけど、けっこう物怖じしないで大胆な奴だったし、
平気で進藤さんと話し始めた。
「カズが、美味いから飲んでみろって」
「へぇ~、それじゃ、君がジンだな?」
進藤さんは、ジンと分かっていて話しかけたようだったけど、
多分、セイが話したんだろうと想像はつく。
「何で、俺の名前、知ってるんすか?」
「この店には、私の部下も居るからね」
そんな事を言いながら、進藤さんは興味ありそうな目をして、色々とジンに話し掛けてる。
俺の目の前で進藤さんとジンが喋ってる様子は、何だか、
俺に取っては居心地が良くないような、ココに居ない方がいいのか居てもいいのか、
良く分からない感情だった。
変な意味じゃなく、俺の中身を知ってる奴が2人で、
コソコソと内緒話をしてるのを目撃してるような、
そんな少しだけ恥ずかしいような、居心地の悪い感じだった。

進藤さんはジンと話しながら1杯だけ酒を飲むと、
勝手に仲良くなったような雰囲気でジンと呼び捨てに呼び、
「俺の酒を飲んでるって事は、ここのお代は要らないって事だから」
と、ジンに告げた。
意味が分からないようなジンに
「この酒を飲んでる奴は、カズには特別な客なんだよ」
と、笑いながらそう言って、ジンからは金を取るなと俺に言った。
俺が、俺の持ってきた酒を飲ませる客は、今のところ進藤さん以外にジンだけだったし、
そういう俺の気持ちなんかバレバレだったし、進藤さんは、
きっと一目でジンを気に入るだろうと最初から想像してた俺の考えも
ハズレなかったみたいで、何をしに来たのか良く分からなかったけど、
多分、ジンがどんな奴か偵察しに来たであろう進藤さんは、1杯の酒で機嫌良く帰って行った。
帰り際、
「店閉めたら、俺の所へ寄れ」
と言い残して、さっさと帰ってしまった。
機嫌は悪くなかったのに、俺はどうして呼ばれたんだろうと思いながら、
その日は早めに店を閉め、進藤さんの部屋に向かった。

スポンサーサイト

<< いつもありがとう。2周年です!! | ホーム | AD亀梨、空を舞う・・・、私は昇天・・・ >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。