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えり♪

Author:えり♪
亀ちゃん大好き♪
日々変化するように大人になってく亀ちゃんを、ちゃんと見逃さずに見ていられたら・・・
そんな気持ちで応援してます。
好物は、足、オデコ、サングラス♪
何よりも笑顔が好きです。

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【Splash...】 vol,7

こんばんは。
無事に遠征から帰ってきたのだけど、まだ感想は書けないや~
目を閉じたら浮かんでくるカズヤがね、もう少し落ち着かないと・・・

だけど、最高でした。
本当に至福の時間。

今は、それだけかな。
またゆっくり書きます。多分・・・

取りあえず今夜は、小説の続きを読んで下さい。


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   【Splash...】 vol,7


意識を失うみたいに、眠ってた。
心地良く疲れた身体は深く眠りたいのに、
痺れた頭はずっと何かを考えてるみたいに、夢を見てた。

よく、覚えてない・・・
でも、大きな川が流れてた。
向こう岸は遠くに見えて、深そうで流れも早くて、
だけど私はその川を、渡りたかった。
渡りたいけど、無理だって諦めてた。
船もなくて、橋もなくて、私はそんなに泳げない。
向こう岸に何があるか知らないのに、いつか渡ってみたかった。
でも、諦めてた。
渡れないって、決めていた。
空には、大きく羽を広げた真っ白な鳥が優雅に飛んでいて、
私の頭上でクルクルと旋回してる。
私も、飛べたらいいのにと、見上げてた。

私はあの川を、渡れたのかしら・・・?
渡る方法は、見付かったの・・・?

この夢は、前に1度、見た・・・?


目が覚めたとき、目の前に和也の顔があって驚いた。
ベットの背もたれに身体を投げ出すように座り、
見下げるように私を見ながら、肩を揺するように起こされた。
「まだ、眠い?」
「ん・・・、大丈夫。どのくらい寝てた?」
「1時間も寝てないよ」
「でも、帰らなきゃ・・・」
窓の外を見てもまだ明るい時間で、でも私は、
何時間この部屋に居たのだろうと心配になった。
「まだ、5時前だよ」
「でも私が来たの、お昼ゴハンの時間だったもん。
管理人さんだって、もう帰って来てるよね」
「うん、さっき電話してみたら帰ってた。
スペアキー持って来てくれたよ」
和也はテーブルの上に置いた鍵を指差した。
「何で?」
「どうしても急用が出来て出掛けて、隣りだから頼まれたって言っといた。
リカ、すげぇ気怠そうに寝てたから」
「そう、ありがとう」

ふと、無邪気に笑う和也を見て、何だか少し、悲しくなった。

最初に会ってから何時間か一緒にいて、
私の事を知りたいと言ってくれて、私も和也を好きだと思った。
だから、ためらいもなく寝て、たくさんの愛をもらったと感じた。
そう思った事は間違いなくて、こうなる事は決まっていて、
出会うべきだから出会ったと、その気持ちに何の疑いも持ってない。
すぐ隣りで寝転がって、優しい目で私を見てる和也も、
何か間違った事をしたなんて思ってないと、それは分かっている。
真っ直ぐに見る目は曇りがなくて、ウソとか偽りとか、
ほんの少しも思ってなかった。

恋に落ちる・・・
そんな言葉を言っていた。
出会った瞬間に、恋に落ちた?
最初はそう思ったけど、本当は違うよね?
恋をする事の方が最初から決まっていて、
だからきっと、必然的に引き寄せられた。
出会って恋をしたのではなく、恋をするのは決まっていたから、
だから出会わなきゃいけないかった、今はそう思う。
偶然なんて言葉では、片づけたくない。
お互いが、磁石みたいに引き寄せられて、
ピッタリと重なり合った事は、分かってる。
それは、間違いないのに・・・

でもね、反対の方向を向いてしまえば、磁石は反発し合うんだね。
いつまで待っても、くっつく事も重なる事もなくて、
ずっとずっと一定の距離を保ったまま、離れたままなんだよね?
引き合うのに、重なれない・・・
惹かれ合うのに、距離を縮める事も出来ない。
私たちに、きっと未来は、ないんだね・・・

「リカ?」
「ん?」
「ここに、いて・・・」
「でも、帰らなきゃ」

「ヤダ・・・」
「無理、だよ?」

「でも、好きだよ?」
「私も、好きだよ」

分かってる。それは間違いなく確信できる気持ち・・・

「一緒に、いたい」
「私も、そうしたい・・・」

「でも、無理なんだ?」
「うん、帰らなきゃ・・・」

「いつだったら、会えんの?」
「主人の、居ないとき」
「そっか、そうだよな」

だけど、どっちに向いて、進んでいけばいいか、分からなかった。

「最初から、好きだよ?」
「私も」
「それは、間違ってんの?」
「きっと、間違ってないよね?」

正しい事をしてるとは思えないけど、間違ってない。
だから、手放したくない。
深く考えても答えなんか出ない、だから、
今は、先の事を、考えたくなかった。
流されるならそれでもいいと、どこかで覚悟を決めている。
それは和也も、同じに思えた。
少しだけ切ない気持ちを抱えていて、ちょっとだけ泣きそうで、
でも今は、出会った事に、感謝する。
その気持ち、喜びの方がはるかに大きくて、
私たちに例え明るい未来が見えなくても、
離れる気も止めようとする気も無く、
会わないで居る事は出来ないと、分かっていた。

だから、やっぱり、出会えた事に、感謝する。


服を着ようとベットを抜け出すと、なぜかココには下着しかなくて、
和也は笑いながら「リビングで脱いでるよ」と取って来てくれた。
覚えてないけど、ベットルームまで待てなかった2人の洋服は、
リビングのあちこちでバラバラに脱ぎ捨てられて、ソファーで上着、
ベットルームの扉の前でスカートを脱いでいたみたい。
キスをした瞬間に止まらなくなったから、
笑っちゃうけど、そんなにも、待てなかったんだね。
「手の平にピッタリくらいの、小振りな胸が好きなんだ」とか、
「肩が華奢でキレイなラインだね」とか、
下着をつける私をじっと見ながら、褒め言葉をサラリと並べる。
キザではなく、お世辞でもなく、とても自然に聞こえるから
「ありがとう」と答えられる。

どうすれば連絡を取れるか?と聞くから、
携帯の番号とアドレスをメモした。
俺のも書いて持って帰ってと、
和也はアドレスを口で言うから、私が書き写す。
そのメモを見て確認しながら、想像通りのキレイな字だと、
そんな事でも嬉しそうに言ってくれる。

「じゃあ、またね」とスペアキーを手にした私に、
和也は子供みたいな顔をして、「やっぱり帰したくない」と
小さな掠れた声で、少しだけ我が儘を言った。
少し切ない顔をして、首を傾けて目を伏せて、
「指切りしてよ」と小指を差し出す。
「いいよ、何を約束するの?」
って、寂しい気持ちを抑えて、精一杯に大人の顔をして答えたのに、
「俺の気持ちを、疑わないって約束して」なんて・・・
「・・・・・」
だから何も、言えなくなる。
小指をつないで指切りをしながら、その1番小さな指から流れ込んでくる
とても大きな気持ちが暖かくて、また少し泣きそうになる。

小指をつないだまま、もう一度また、キスをした。
繋がれた小指をほどかないまま、それでも、
手の平を包み込むように握り締めて、
「リカが、大好きだよ」
って、何度も何度もキスしながら、お互いの存在を確認し合って、
気持ちを確かめ合って、そうしないと不安で、
少しの時間も離れていられないような気持ちになる。

「じゃあ、約束ね」
と言って帰ろうとするのに、つないだ小指がなかなか離せなくて、
どこか1か所でいいからいつも繋がって居たいなんて、
どうしようもない事を思ってる。
いつまでもそうして居られなくて、思い切って笑いながら、
「また、連絡してね・・・」
とドアを閉めた。
ドアを閉めた瞬間から寂しくて、隣りの部屋へ帰るだけなのに遠くて、
廊下をとぼとぼと歩きながら、何度も後ろを振り返った。
和也はもちろん姿を見せなかったけど、私の部屋の
ドアが開いて閉まる音を、じっと玄関先で聞いてる気がする。
だから私は、出来るだけ元気に、ドアを閉めた。

また、会える。
大好きだと言ってくれる人に、すぐまた会える。
早く、会いたい。
不安や心配を抱えていても、心のどこかはポカポカと暖かくて、
ただ誰かを想う当たり前の気持ちに、私の全部が救われたみたい。
隣りの部屋で今、和也は何を思っているのだろうと考えて、
それだけでキュンとなる。
誰かを、想う・・・
それがこんなに暖かいって、思い出させてくれた和也が、
愛しくてたまらなかった。
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コメント

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えり♪ちゃん、お帰り。
まだまだ書けないだろうに、頑張ったなあって思ってきてみたら、そうよね、まだだよね。
なんだか、助けたいんだけど・・・苦しい気持ち少しは判るような気がしてるんだけど・・・。
きっと言葉に代えてしまいたくないくらい、すごいショックみたいな気分だろうって、想像してます。
良いなあ、羨ましいなあじゃなくて、ここに来たら、えり♪ちゃんが言ってる通り、助けてあげたくなる。
なのに、ごめんね。先に助けられたのは私だったね。
切ないような気持ちは、想像できてるつもりだから・・・暴れまくっているカズヤが、そおっとえり♪ちゃんの中で、積もってきた気持ちの上にまた積もって、温かい力になってくれるのを待っています。

さて、小説。
「帰らなきゃ」・・・読んでると体中に響く。
大好きで、好きって言ってくれて。
連絡だって取れる。また会える。近くにいる。
なのに「帰らなきゃ」・・・。
本当に帰りたい場所は・・・?  答えが出ても、それを認めるわけにはいかない。
今は「帰らなきゃ」。それしかないじゃんって、そう言い聞かせる気持ち。
川は渡れたの?磁石はどっちむきなの?
自分で確かめようとしてしまいそう。
でも、それがたとえどんな答えでも今は「帰らなきゃ」なんだよね。

でも、でも、そんな自分にも、誰かを想うことが出来た。
想ってもらえることは、それは至極の喜びだって思うけど、想える・・・そんな自分にまた出会えた時、そんな相手に感謝してしまうよね。
沸きあがる熱い気持ち・・・それって、想われるより、想うほうがきっとたくさん感じられるような気がするから。

「帰らなきゃ」を、和也がどうしてくれるのか、なんだか期待しちゃいます~うひ。

こんばんわ!!
そしてお帰りなさい♪
まだまだ余韻に浸ってるのかな・・・と思ってたら
新しいお話がupされててびっくり\(◎o◎)/

「帰らなきゃ・・・」『ヤダ』のやり取りが可愛くてe-266
でもこの2人には切実で・・・。
リカには帰る場所がある。でもそこはリカにとって
「帰らなきゃいけない場所」だけど、『帰りたい場所』なのかな・・・?

人を想い、包み込める暖かさを持っている和也と、
その暖かさに包まれて、初めて人を想う暖かさを知ったリカ。

2人のこれから先が・・・気になるぅ~(苦笑)

えり♪さんのお話、大好きですe-420
どっぷりハマってる自分がここにいます(笑)





なかなか離せない小指が好きです
言葉には出なくてもそれが物語ってる感じがしてキュンとします。お互い惹かれあってるのが分かるし離れ難さも感じますね。何だか切なくてやっぱり純愛なんだって思います(*^_^*)だけど、帰らなきゃいけないところが、、、ほんとこの先の2人が気になりますね((o(б_б;)o))ドキドキ

★2007/09/12(水) 21:38の鍵コメ、nさんへ
こんばんは、
コメレスが本当に遅くなってしまって申し訳ないです。
ゴメンなさい。バタバタしていました。
自己紹介も書いて下さり、ありがとうございます。
年齢もきっとよく似ていますね。我が家は小6と小2です。
nさんのお名前、そう言われればtちゃんの所でお見かけしてますね。
どういう経路であろうと、ここへ立ち寄って下さった事に感謝します。
ありがとう。
小説は、小説なんて呼べば本職さんに失礼なような拙いモノです。
だけど、楽しみにして下さるという一言が嬉しいです。
いつでも、内緒でも構いませんから感想を聞かせて下さいね。
亀ちゃんは・・・ そうですね(笑
深いところで一緒にもがきましょうね~♪

★ごんままっちちゃん★
こんばんは。
今さらのコメレスで申し訳ないです。ゴメンね。
ドリボズの事は、「いってらっしゃい」と優しい言葉で送り出して頂きました。
その一言に込められた影の部分も、私の中にある醜い気持ちも
たぶん何もかも色んな事を含めて行ってきました。ありがとう。
小説の事も、いつも丁寧に感想を下さって、ありがとうございます。
「帰らなきゃ」という一言は、とても思い切りが必要ですよね。
ここに居たくても、「帰らなきゃ!」なんですよね。
もうすでに8話まで読んで頂いたから、その結果、続きを・・・
「帰らなきゃ」に対して、「連れて帰る・・・」と強引に。
そんな強さにさえ、リカは惹かれてしまうのだろうな~なんて。
上手く書けませんね。感想の返信は、難しいです(笑


★みぽぽちゃん★
こんばんは。
コメレスが遅くて本当に申し訳ないです。ゴメンね。
楽しみに立ち寄って下さってるようで、ありがとうございます。
帰らなきゃならない場所が、帰りたい場所か・・・?
そうだね、リカはすごく寒い部屋に帰るのだけど
そこには最初から暖かさは無い、そういう表現で書いてみました。
心も、きっと寒かったんだろうな~って
そう思いながら、思い浮かべるリカが愛おしいです。
書いてると、主人公が可愛くてね・・・
幸せにしてあげたいんだ~
頑張って書きます。また読みに来て下さいね。

★葉月さん★
こんばんは。
自分のブログを放置しすぎてました。
コメレスが遅くなり、申し訳ないです。
離せない小指・・・
未だに、小指には赤い糸が繋がってると信じるような
私には、そんな乙女な部分もあります(爆
えぇ、似合わないのも分かっていますが(笑
だけど、約束をする指切りも、小指なんですよね。
きっと、1番小さくて細い指から、大事なモノは流れ込んでますよね。
手を握り合うよりも、小指を繋ぐ・・・ で、離せない・・・
切ない感じを、受け取って頂けて良かったです。
まだまだ昼間は暑いですよね~
無理しないで頑張って下さい。

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